春めいた暖かな土曜日、レビー小体病当事者であり、文筆家として活動されている樋口直美さんをお招きし「『認知症』って何ですか?」と題し公開セミナーを開催しました。
今回も定員を超える申し込みがあり、認知症に対する関心の高さに大変うれしく思っています。
「アルツハイマー型認知症」と診断される方は多いが、『レビー小体型認知症』と診断される方は少ないのが現状で,幻聴や幻視、自律神経の症状等人により様々だそうです。
脳の機能を卵の殻の部分に例えると、認知症があると殻は脆く繊細になるが、認知症があってもその人の本質、その人らしさ・魂は変わらないこと、卵の黄身の部分は変わらないと
話してくださったのが印象的でした。また、最も良い薬は人との交流で楽しいこと、リラックスできることがよいそうです。
樋口さんの普段の日常生活の体験談を交えながら、笑いあり、楽しく『レビー小体型認知症』について学ぶ機会となりました。
もっと話を聞きたい、時間が足りないと参加者の声もたくさんありました。また、山形に来ていただきたいですね。