Mカフェ

【認知症の人の日々の記憶】

 梅雨入りが近いことをお知らせするアジサイの蕾が膨らんできています。

 今年の夏は暑くなりそうですね。

 暑さも一休みなのか、少し肌寒い6月4日の土曜の午後。Mカフェを開催しました。

 今回は認知症の方のお話に耳を傾け、大変貴重な時間を過ごすことができました。

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 よかれと思ってしていただくことはいいんだけれど、本人にとってはおせっかいと思う場面もあるんですよ。っと今の気持ちを伝えてくれました。認知症と診断されたときは悔しくて一晩泣いたときもありましたが、これからは楽しみをもって明るく暮らして行きたいと笑顔で話してくれました。

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 無理やり「予防」ではなく、認知症の備えを

「認知症予防」が世の中で話されることを拝見できますが、「確実なエビデンスはない」と言われています。どんなに頑張っても認知症になってしまう可能性があるなら、必要なのは「備え」です。台風が来る前は備えますよね。無理やりドリルや体操をさせられることを目にすることがあります。やりたくないことをさせられたり、食べたくないものを食べさせられたりするより、笑顔で好きなように生きた方がいいと思います。その代わり認知症になったときに困らないように「認知症になってもどう生きるか」を考えておくことのほうが大切ではないでしょうか?

 本日、山辺町から2名(ダブル高橋さん)のお客さんがありました。これから認知症カフェを始めるそうです。いつかお邪魔させていただきたいと思います。

(K)